レコーディングスタジオの音響設計改修事例

音響設計事例

レコーディングスタジオの音響設計改修事例

スタジオ概要

お客様 AZABU WEST Rst
所在地 東京都港区西麻布3-16-24
カテゴリ プリプロダクションスタジオ(音楽制作スタジオ)
部屋面積 22.0㎡<天井高2.14~2.4m>
室容量 (V=51.8㎡)
表面積 (S=86.7㎡)
V/S =0.597

工事種別 既存コントロールルームの音場調整

<ヒアリング・測定・分析・実験・実施工>

お客様の悩みは、エンジニアリングとディレクターとの聴感上の相違があり、特に低域での聴こえ方の違いであった。現況のレイアウトははエンジニア・ディレクター・ソファ(クライアント)の3列レイアウトであるが、元々SSLコンソールが置かれた、2列だったこと事で、部屋の形状、スピーカーの特性が、現況ノレイアウトにマッチしていないことが、ヒアリングにより判明した。
室内残響測定(fig-1)とエンジニアポイント(以下LP)デイレクターLPでの伝送特性を測定(fig-2)を実施残響時間は、低域が長く1KHzが短い特性。
気になる周波数は、エインジニアLPで134Hzでの谷、358Hz付近の山 ディレクターLPでの141Hz付近の谷、280Hzの山がみられる。
現況を実測し復元図・定在波のシミュレーション(fig-4)にて改善ポイントを分析

改善のポイントのまとめ

  1. 残響時間のフラット化
  2. エンジニアサイドの壁面改良による
  3. ディレクター・エンジニアの天井部の改良
  4. 低域のブーミー感の解消

これに対応する材料を集め、後日関係者立ち合いのもと現地にて実験を行い、聴感上の変化を確認した後、実施工を行った。(fig-5)

結果
125Hz~500Hあたりの残響時間が改善、リスニングポイントの違いによる音像もほぼ同定位での音像を得られることができた。

また、今回リスニングニア側の壁面に採用した吸音可変式音響パネルにより、サブモニター(ADAM S3X-V)に切り替えてのサウンドチェックも可能とした。

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